霧の中をさまよっているような、そんな感覚で書き上げました。
脚本を書いた岩松了さんのコメント。
『いのち知らず』久しぶりの下北沢本多劇場。
テレビで仲野太賀と勝地涼が舞台の宣伝していた。ダメ元でチケット探すとまだまだ席があった。コロナの影響かな。ラッキー!とすぐ購入。
ナイロン100の社長吸血鬼以来だから5-6年ぶりか。
本多劇場は変わらずだった。
そしてお芝居は、、、まさしく霧の中のように難解でわからなかった。役者は5人とも抜群のうまさで、よかったけど、舞台セットは変わらずで、物語の時系列が急に過去になり、今いつのどんな状況なのか、衣装や小道具のカセットデッキとかから理解しないとならないみたいだけど、脳がついていけず。
また、何が真実なのか、誰が本当のことを言っているのか、そこもわからなかった。
もう小劇場ものは理解できない年齢になってしまったのか、、、と少々落ち込みながら、整理しようとお茶の場所を探す。カレーフェス 2021真っ只中の下北沢はどこもいっぱい。
やっと一軒外の席が空いてる、可愛らしい店に入る。チャイのお店とあるが、チャイイメージは皆無。ともかく落ち着きたいからどこでもいいやと決めた。

しかし、なかなかいいお店だった。お店の方は親切で、しかもチャイが美味しかった。
ペパーミントチャイ

スッキリとして、甘さもバッチリな美味しいチャイをいただきながら、ネットをみてみたらやはりわからなかったの言葉もあり、年齢ではなかったようだ。
このお芝居は観客も霧の中、
真実は何か、憶測や嫉妬で、信頼や友情が疑いになっていく、セリフや役者の芝居が圧巻で、お話の筋でみせるのではない、見応えがある重厚なお芝居だった。