初池上梅園にて、蜷川実花風?↑に撮ってみた。梅は、大田区の花。古くから大田区の土地になじみ、歴史的な由緒も深いらしい。梅屋敷なんて地名もある。花は清楚で気品に満ち、早春、寒さに負けず咲くその姿は、 若い世代の人が多い大田区には特にふさわしいものとして制定されたと区のサイトにある。

私は反対に、梅って何故か年配なイメージがしてよく見たり気にかけなかったけど、最近可愛い花と枝線の綺麗な木なんだなと思うようになった。

池上梅園は、池上本門寺隣接の場所にあり、周りに色々なお寺がある。

ゆっくりお参りしながら行くのも楽しいかも。

今回は密を避けて、池上本門寺やお寺のお参りはあきらめ、梅園だけにした。

でも歩いているだけでも立派なお寺の屋根や門が次々と現れて見応えあり。

こんな感じの寺町地域に池上梅園がある。

ずっと以前は日本画家伊東深水氏のご自宅、アトリエだったらしい。故朝丘雪路さんのお父様。

丘陵斜面等利用した閑静な庭園。

この梅園には約30種類の梅があり、梅によって開花時期がちがうようだ。

白梅はすでに満開を迎えて、花びらが散り始めている木もあったので、見れてよかった。

赤梅は咲き始め、つぼみが膨らんでいてこれから開花。

これが種類かな?

小さいつぼみでまだまだこれから開花の木がたくさんある。例年2月上旬の寒衣、冬至から3月上旬の八重揚羽、豊後までとパンフに解説されている。

来るたびに見頃があるというのも魅力。

詳しくはわからないけど、様々な種類があるというのはわかる。

これは花びらが八重で豪華。

満月枝垂、重なって咲く姿を満月にたとえての命名みたい。なるほど、美しさも満月かも。

座論梅、ザロンウメというらしい。ウメの栽培品種で、一つの花に四~七個の果実を結ぶもの。観賞用に栽培される。実が熟さないうちに一つずつ落ちていくことを座論にたとえてこの名があるとネットにあった。

ここの座論は、一つの枝に付いになっって花が咲きその姿が中国の賢人が座論を交わしている姿に似てることから命名されたとある。まだ2-3しか咲いていなかったが、咲いたら綺麗だろう。

緑萼枝垂という梅が見たかった。萼が緑のさわやかな梅らしいが、わからなかったな。人と距離をとるこの状況では、あまり歩き回れなかったし。落ち着いたらまた来て探してみたいな。

すっかり梅の魅力にハマった。

梅意外にも様々な木がある。

縁の茶室、聴雨庵、清月庵があり、利用することもできる。

聴雨庵

聴雨庵の由来

政治家、藤山愛一郎氏所有の茶室でしたが、昭和58年に藤友倶楽部から大田区に寄贈されました。
芝白金の自宅には三棟の茶室があり、海外の来賓を招くなど民間外交の実をあげた所でもあります。戦時中の昭和19年には、東条内閣打倒密議が岡田啓介・米内光政・末次信正らを集めて聴雨庵の中で行われました。
聴雨庵の名前の由来は、藤山雷太翁の号を「雨田」と称したところからとも言われていますが、確証はありません。〈大田区HPより〉

ぶらり散歩にいいところだ。

Author: noriko